OneTrustクッキー同意管理ツールについて、お客様よりよくいただくご質問と、それに対する回答をまとめました。是非導入ご検討の際のご参考としてください。
図1 OneTrustツールを用いた実装方法(IIJ作成)
※上図「2. クッキーの分類」では、一般的なクッキーはOneTrustのクッキーデータベース(Cookiepedia)と照合され自動分類されます。不明クッキーが検出された場合は手動で分類する必要があります。
以上の実装により、同意が取得されていない状態でのタグの動作、クッキーの発火、利用が停止される、いわゆるゼロクッキーロードが実現されます。
OneTrust管理ツール自体はMicrosoft Azureのクラウドにてホストされており、バナー等を呼び出すJSレンダリングは別途CDNにてホストされています。後者はローカルでもホストが可能です。
ドメインが同じであれば(例えばすべての語尾は「社名」.comの場合等)、必要なライセンス数は1つのみです。
ドメインが同じであれば1ライセンスで実現が可能です。サイトごとにバナーの言語とPrivacy PolicyのURLを切り替えることは可能です。ドメイン毎のご契約のため、サブディレクトリはドメインの契約に含まれ、設定も引き継がれます。
今回は、OneTrustクッキー同意管理ツールの導入ご検討にあたり、お客様よりよく頂く質問への回答をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。今後FAQページの方も充実をさせて頂きますが、その他ライセンス、機能や、技術的なご不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せフォームよりお問い合わせください。
<本ブログ上では、端末装置への読み書きを行う技術全般、Webサイトやモバイルアプリで
利用される他の追跡技術も含め、便宜的にクッキー(Cookie)と記載しています>
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